神奈川県 、米軍「綱紀粛正」を要請

神奈川県と9市、 米軍人の綱紀粛正を要請、 事件続発で外相と基地司令官に綱紀粛正を要請  2002年2月7日 記者発表資料 米軍人による拳銃及び薬物所持事件に係る要請について 平成14年2月3日、在日米海軍横須賀基地所属の軍人が東京都港区六本木の路上において、拳銃や覚醒剤などを 隠し持っていた疑いで現行犯逮捕された事件について、県と基地に関係する9市で組織している「神奈川県基地関 係県市連絡協議会」(会長:神奈川県知事 岡崎 洋)は、本日、別添のとおり政府及び米側に要請しましたので お知らせいたします。 ○ 要請先 1 日本側    外 務 大 臣    川 口  順 子 2 米側    在日米海軍司令官   ロバート・C・チャプリン少将 (参考)   基地関係9市:横浜市、横須賀市、相模原市、藤沢市、逗子市、大和市、 海老名市、座間市、綾瀬市 米軍人による拳銃及び薬物所持事件について(要請) 去る2月3日、在日米海軍横須賀基地所属の軍人が東京都港区六本木の路上にお いて、拳銃や覚醒剤などを隠し 持っていた疑いで現行犯逮捕されました。これらは、密売する目的で所持していたとみられるとのことです。 今年度だけでも、横須賀基地所属の軍人等による事件として、昨年5月の軍事郵便を利用した偽ブランド輸入事 件、8月のひき逃げ事件、9月のタクシー強盗事件などが連続して発生しております。当協議会では、その都度、 こうした事件が 繰り返されることのないよう、綱紀粛正等について要請してきたところですが、再三にわたる要請 にも拘わらず、今回この様な事件が再び発生したことは甚だ遺憾であります。 つきましては、このような事件を二度と起こさないよう、次のとおり(米側に申 し入れるよう)強く要請します。 1 拳銃・薬物の入手ルート等、関係情報が明らかになり次第、当協議会に情報 提供を行うこと。 2 規律の厳正な保持、教育訓練の徹底、警らの強化等適切な措置を講じること。 *( )内は外務大臣あての要請に挿入する。                                          平成14年 2月 7日 在日米海軍司令官 ロバート・C・チャプリン少将  殿  外 務 大 臣  川  口   順  子                                  神奈川県基地関係県市連絡協議会                               会長  神奈川県知事 岡崎  洋                               副会長 横浜市長   高秀 秀信                               副会長 横須賀市長  沢田 秀男                               副会長 相模原市長  小川 勇夫                                                  藤沢市長   山本 捷雄                                   逗子市長   長島 一由                                   大和市長   土屋 侯保                                   海老名市長  亀井 英一                                   座間市長   星野 勝司                                   綾瀬市長   見上 和由


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