22.1.30 ヨコスカ平和船団同乗記

原子力空母の甲板、本格修理はまだ始まらず


12号バースに停泊中の原子力空母ロナルド・レーガン。まだカタパルトのパイプは外されていないようだ。


ハーバーマスターピアに停泊する駆逐艦。右からベンフォールド(DDG65)、バリー(DDG52)、ハワード(DDG83)。ハワードの左側に見えるのはヒギンズ(DDG76)。


9号バースでブルーリッジ(LCC19)の工事が続いている。手前の8号バースに停泊しているのは駆逐艦ラファエル・ペラルタ(DDG115)。

 1月30日、ヨコスカ平和船団のボートとヨットの2隻が横須賀港内を走り、色鮮やかなピース旗が軍港にひるがえった。

 原子力空母ロナルド・レーガンのカタパルトの点検・修理は、まだ始まっていなかった。カタパルトの工事を開始していないということは、緊急の出動が可能な状態がまだ維持されているということだ。ウクライナ情勢などを視野に入れているのだろうか。

 1月30日の時点で、横須賀を母港とする艦船で軍港内に見当たらなかったのは、駆逐艦デューイ(DDG105)と駆逐艦ラルフ・ジョンソン(DDG114)だ。
 このうちデューイは、1月24日から27日にかけて佐世保に入港していたとの情報がある。またラルフ・ジョンソンについては、1月22日に南シナ海で燃料補給艦ジョン・エリクソン(T-AO 194),から洋上補給を受けたとの情報がある。いずれも中国を視野に入れて動いているのだろう。
 他方、1月20日に南シナ海で「航行の自由作戦」を行った駆逐艦ベンフォールド(DDG65)は26日に横須賀に戻ってきていた。

(RIMPEACE編集部 星野 潔) (22.1.30 星野 撮影)


浦郷弾薬庫に横付けされていたバージYCV20の上には、短魚雷のものとみられるキャニスターが積まれていた。


浦郷弾薬庫には、相変わらずミサイルキャニスターや砲弾が野積みされている。


海上自衛隊のイージス艦「まや」と「きりしま」(174番)。「きりしま」はこの1月、鹿児島港に行っていた。


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