原潜アレキサンドリア、横須賀寄港


4月19日、横須賀基地の13号バースに停泊中の原潜アレキサンドリアの垂直尾翼(赤丸で囲んだところ)。(2022.4.19 木元茂夫 撮影)

原子力潜水艦アレキサンドリア(ALEXANDRIA SSN 757)が4月18日から20日にかけて、横須賀基地に寄港し、13号バースに停泊した。

外務省からの入港通知の内容として横須賀市が発表した情報によれば、寄港目的は「人員の移送」だ。
サンディエゴを母港とするロサンゼルス級攻撃型原潜アレキサンドリアの横須賀寄港は、今年だけでも既に3回目。今年の横須賀への原潜の寄港は、もう8回目となった。
昨年や一昨年の同時期と比べると、横須賀への原潜の寄港頻度はほぼ2倍に増加している。

新型コロナウィルスの感染が収束したとは言えない状況にもかかわらず原潜の寄港頻度が増えているということは、東アジア周辺での米原潜の活動が活発化していることを示しているのだろうか、それとも、コロナ感染のリスクを米軍が低く見るようになったということだろうか、リスクを冒しても寄港せざるをえない事情が増加したのだろうか、あるいは、それらが複合した結果なのだろうか。

(RIMPEACE編集部 星野 潔)


4月20日、出港の数時間前の原潜アレキサンドリアの垂直尾翼。(2022.4.20 非核市民宣言運動・ヨコスカ 撮影)


2022-4-22|HOME|