原子力空母エイブラハム・リンカーン、横須賀出港




12号バースから離れるリンカーン

5月26日午前10時過ぎ、原子力空母エイブラハム・リンカーンが横須賀基地の12号バースを離岸して出港した。5月21日午前に入港してから約5日間の滞在だった。








横須賀基地を出て、浦賀水道に向かうリンカーン

リンカーンは今年1月3日にサンディエゴを出港した後、3月2日から5日間、グアムに寄港しているが、港への寄港はそれ以来のことだったようだ。
リンカーンの飛行甲板上には、FA18スーパーホーネットとF35Cなどの艦載機が混載されていた。リンカーンに艦載される第9空母航空団(Carrier Air Wing 9:CVW-9)には、海兵隊でF35C戦闘機が初めて配備された第314海兵戦闘攻撃飛行隊(VMFA-314)が所属しているからだ。

5月21日のリンカーン入港の約2時間後に横須賀基地に入港した、駆逐艦スプルーアンス(SPRUANCE DDG111)は、26日のリンカーンの出港の約2時間前に横須賀を出港した。まさに随伴艦としての行動だろう。

(RIMPEACE編集部 星野 潔)(22.5.26 星野 撮影)


飛行甲板上にはFA18とF35Cなどが混載されている



戦闘機の垂直尾翼に書かれたテイルコード「NG」は、第9空母航空団(CVW-9)所属機であることを示している


2022-5-28|HOME|