駆逐艦サンプトンと沿岸警備隊カッターが横須賀寄港


横須賀基地に停泊する駆逐艦サンプトン(22.6.12 星野 撮影)

沿岸警備隊の大型カッター、マンローも横須賀に寄港した(22.6.12 星野 撮影)


6月6日、駆逐艦サンプソン(Sampson DDG-102)が横須賀基地に寄港し、14日まで滞在した。
サンプトンは母港とするワシントン州エベレットを昨年12月30日に出港して以来、西太平洋周辺で任務航海を行っている。3月には佐世保に2週間にわたって滞在した。その後、4月26日に台湾海峡を通過し、4月終わりから5月初めにかけて韓国の釜山海軍基地に入港している。

また、横須賀基地には、6月9日から13日にかけて、米沿岸警備隊の大型カッターも寄港した。
寄港したのはバーソルフ級のマンロー(Munro WMSL-755)だ。マンローは、横須賀に寄港する前には、5月16日から21日までグアムにいたようだ。西太平洋周辺の海域で活動を行っていたということだろう。
マンローは、昨年8月には佐世保に寄港している。この時の佐世保への寄港は、沿海域戦闘艦の任務を補う活動の途中だった可能性も指摘されている。
今回のマンローの横須賀寄港の目的が何だったのかは、今のところ不明だ。

なお、サンプトンとマンローは、空母が不在となっていた横須賀基地の12号バースに並んで停泊していた。

(RIMPEACE編集部 星野 潔)


横須賀基地の12号バースにサンプトンとマンローが並んで停泊している(22.6.12 星野 撮影)


2022-6-18|HOME|