22.11.27 ヨコスカ平和船団同乗記

「キーン・ソード23」は終わったが…


「キーン・ソード23」に参加して横須賀に戻ってきた海自の「いずも」



新しく造られた桟橋に停泊する駆逐艦ベンフォールド(DDG65)


ハーバーマスターピア(HMP)の西側に停泊する駆逐艦バリー(DDG52)


HMPの東側に停泊する駆逐艦ラファエル・ペラルタ(DDG115)(手前側)とハワード(DDG83)(奥)


6号バースに停泊中の駆逐艦デューイ(DDG105)。先月に引き続き大規模な工事中だ


7号バースには巡洋艦アンティータム(CG54)がいた


8号バース(手前)に駆逐艦ラルフ・ジョンソン(DDG114)、9号バース(奥)に指揮艦ブルーリッジ(LCC19)


原子力空母の停泊する12号バースでは、駆逐艦ヒギンズ(DDG76)が足場を組み工事中だ

11月27日、横須賀軍港をヨコスカ平和船団のヨットとボートが走った。

11月19日に日米共同統合演習「キーン・ソード23」(Keen Sword 23)が終わり、参加していた海自の「いずも」は既に横須賀に戻ってきている。
しかし、原子力空母ロナルド・レーガン(RONALD REAGAN CVN 76)はまだ横須賀に入港していない。

横須賀を「母港」としている米軍艦船のうち、11月27日の時点で横須賀に不在だったのは、レーガンを除けば、巡洋艦のチャンセラーズビル(CHANCELLORSVILLE CG 62)とシャイロー(SHILOH CG 67)、駆逐艦のミリウス(MILIUS DDG 69)の3隻だった。
これらのうちチャンセラーズビルとミリウスは、レーガンに随行しているものと見られる。
チャンセラーズビルは、11月29日に南シナ海の南沙諸島周辺海域で「航行の自由作戦」を行った。

横須賀港内に米軍が米側の予算を使って建設した新桟橋には、駆逐艦ベンフォールド(BENFOLD DDG 65)が停泊していた。桟橋の上にはまだクレーンが置かれていたが、実際の使用は始まっているということだろう。

(RIMPEACE編集部 星野 潔) (22.11.27 星野 撮影)


浦郷弾薬庫に野積みされているミサイルや砲弾は、11月27日は普段よりも少なかった

この入り江の入り口を塞ぐかたちで、弾薬の積み下ろしのための固定桟橋建設が進められようとしている。
浦郷弾薬庫の周囲には多くの住宅が並んでいる。市民の安全を考慮せず、米軍の運用のみを優先した計画だ


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