23.11.26 ヨコスカ平和船団同乗記

原子力空母が戻ってきた横須賀基地


11月19日に任務航海から戻ってきた原子力空母ロナルド・レーガン


まだ戦闘態勢維持期間内のため、大規模な工事は始まっていない。準備は進められているようだが


新桟橋に停泊する駆逐艦ヒギンズ



4号ドックで大規模な工事を受ける駆逐艦ベンフォールド


ハーバー・マスター・ピア東側(HMP-E)の駆逐艦ジョン・フィン。煙突や艦橋の周囲に足場が組まれている


6号バースに停泊する巡洋艦ロバート・スモールズ


7号バースの駆逐艦ハワード


8号バースに入船の向きで停泊する駆逐艦ラルフ・ジョンソン


定位置の9号バースに停泊中の揚陸艦ブルーリッジ


6号ドックに停泊中の駆逐艦ミリウス


沖の錨地には米国船籍のタンカー、アライド・パシフィックが停泊していた

11月26日、ヨコスカ平和船団のヨットが軍港を走った。

12号バースには、11月19日に任務航海から戻ってきた原子力空母ロナルド・レーガン(RONALD REAGAN CVN 76)が停泊していた。
まだ任務航海からの帰港後1ヶ月間の、即応態勢を維持する期間が続いているため、整備工事などは行われていなかった。

原子力空母が戻ってきたということもあり、多くの米艦が横須賀に戻ってきていた。
以下、11月26日に在港していた米艦を挙げていこう。
まず、新桟橋に駆逐艦ヒギンズ(HIGGINS DDG 76)。
4号ドックには駆逐艦ベンフォールド(BENFOLD DDG 65)、
ハーバー・マスター・ピア東側(HMP-E)に駆逐艦ジョン・フィン(JOHN FINN DDG 113)。
6号バースに巡洋艦ロバート・スモールズ(ROBERT SMALLS CG 62)。
7号バースに駆逐艦ハワード(HOWARD DDG 83)。
8号バースに駆逐艦ラルフ・ジョンソン(RALPH JOHNSON DDG 114)。
9号バースには、第7艦隊旗艦の揚陸指揮艦ブルーリッジ(BLUE RIDGE LCC 19)。
そしてもちろん、12号バースには原子力空母ロナルド・レーガン。
さらに6号ドックでは、駆逐艦ミリウス(MILIUS DDG 69)が7月からずっと大規模工事を行っている。

なお、横須賀沖の錨地には、米軍の燃料輸送にやってきていた米国船籍のタンカー、アライド・パシフィック(ALLIED PACIFIC)が停泊していた。

また、この日、海上自衛隊の吉倉桟橋には、カナダ海軍の補給艦アステリクス(MV ASTERIX)が停泊していた。アステリクスは11月23日に横須賀にやって来た。
この補給艦は今年8月28日から9月1日にかけても、2隻のカナダ海軍の補給艦とともに横須賀に寄港したばかりだ。東アジア周辺の海域に長期間派遣されていたようだ。
しかし、アステリクスはこの翌日の11月27日に横須賀を出港した後、ハワイのパールハーバーに現地時間の12月8日に入港している。
どうやらこの艦は、ようやく東アジア周辺海域から離れることになったようだ。

(RIMPEACE編集部 星野 潔)(23.11.26 星野 撮影)


海自吉倉桟橋に停泊する、カナダ海軍の補給艦アステリクス


アステリクスは翌11月27日に出港して、パールハーバーに向かった


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