GW艦載のC2、厚木に飛来



6月30日12時30分、同45分と続けて厚木に飛来した空母連絡機C2

6月30日正午過ぎに、ジョージ・ワシントン(GW)の空母連絡機C2が2機、厚木基地に下りた。 6月17日以降嘉手納基地とGWとの間を飛んでいた機体だ。

艦載機を載せたまま横須賀基地12号バースに入っていたGWは6月14日朝出港、大島沖の海域を経て沖縄近海に向かった。 6月15日まで厚木から空母に飛んでいた2機のC2は、16日に厚木から嘉手納に移動した。このとき空母は東経135度のラインを 南西に向けて通過していたと見られる。

空母が移動すれば、C2が飛来する陸上基地も変わる。GWと随伴艦が沖縄近海で日米豪合同対潜訓練を行っていた21日から25日 の間、C2は嘉手納をベースに空母との連絡任務についていた。
30日にC2が厚木に来たというのは、空母が嘉手納より厚木に近い海域に戻ってきたことを意味する。

横須賀には28日午後に、合同対潜訓練に参加したと見られる駆逐艦2隻が戻って来た。7月1日14時には駆逐艦ステゼムも入港した。
空母機動部隊は沖縄から東に向けて移動中と考えられる。
当初予定された「空母が参加する米韓合同対潜訓練」の延期を裏付ける動きと言える。

(RIMPEACE編集部)


2010-7-1|HOME|