苫小牧寄港駆逐艦の艦載ヘリ、厚木に飛来
2月3日午後、厚木に飛来したHSL-49のヘリSH60B(田中 昭 撮影)
2月5日、米駆逐艦グリッドレイ(DDG101)が苫小牧港に寄港した。友好親善のため、というのが理由だそうな。
グリッドレイは空母カールビンソンの随伴艦として第7艦隊の責任エリアに来ていたが、カールビンソンはすでにアラビア海に入ってい
る。エジプト情勢が混沌とする中で、すでに中東海域にいたリンカーンと交代もしくは空母2隻態勢で第5艦隊の主力となっている
カールビンソン戦闘群と別行動で、グリッドレイは雪祭りにあわせた苫小牧寄港で「愛嬌を振りまいて」いる。実際は、寄港実績の積み
重ねと港湾調査が目的であるのは言うまでもないが。
苫小牧市へのグリッドレイの寄港要請の中で、直前の寄港地は横須賀、となっていた。横須賀に寄港はしなかったが、このグリッドレ
イが載せているHSL-49所属のSH60Bヘリが、2月3日に厚木基地に飛来している。寄港はしなかったが、横須賀の近くの海域に
グリッドレイがいたことを示している。
(RIMPEACE編集部)
2011-2-6|HOME|