河川敷不時着ヘリ、21時間後厚木に戻る



不時着した相模川河川敷で一晩を過ごしたSH60B艦載ヘリ

2月9日19時前に、厚木のHSL51所属の対潜ヘリSH60Bが、相模川河口近くの河川敷に不時着した。その始末に翌朝、厚木基 地から同部隊の整備兵がやってきたが、修理が終わって河川敷を離陸したのは不時着から20時間半以上経った15時半過ぎだった。

厚木には米海軍ヘリ部隊が2ついる。空母に載るHS14対潜ヘリ飛行隊と、横須賀の巡洋艦やDESRON15所属の駆逐艦に載る ヘリが所属するHSL51だ。今回不時着したのはHSL51所属のSH60B(TA700)だ。
6日前の2月3日には、HS14所属のヘリがソノブイを不時着地のすぐ上流に落としている。危険な事故が1週間足らずのうちに2件 起きている。

(RIMPEACE編集部)(11.2.10 田中 昭 撮影)


不時着現場に到着した整備兵は、主軸とローターの接続部分を中心に調べていた



10日15時半過ぎに、やっと離陸した不時着機TA700


2011-2-10|HOME|