艦載機EA6B、あわや大事故の部品落下
EA6B電子戦機が厚木基地着陸寸前に落とした機体の一部。厚木街道に落ちた(2012.2.8 14:40ころ撮影)
2月8日14時ころ、厚木基地に着陸直前のEA6B電子戦機が、基地に隣接して走る厚木街道に機体の一部を落下させた。落下した部品は厚木街道を走る車の屋根に当った。
厚木街道は交通量の多い主要地方道であり、またすぐ横を相鉄線が平行して走っている。滑走路の延長線と交差する部分はトンネル内を走る相鉄線だが、下の写真からもわかるように
トンネルの外で線路からわずかに外れたところに部品が落下している。
走っている電車を直撃し、架線が切れれば大事故につながるところだった。
原因がはっきりするまでは、厚木基地所属機の飛行停止が当然だ。それなのに、県道は通行止めになって周辺道路は大渋滞だというのに、ジェット機や自衛隊機は部品が片付かないうちから
バンバン飛んでいた。米軍も自衛隊も、重大事故という認識に欠けている。
(金子豊貴男・相模原市議・RIMPEACE共同代表)(撮影 斉藤英昭・第四次厚木爆音訴訟団事務局長)
相鉄線がすぐ横を走る落下事故現場
2012-2-8|HOME|