　　　在日米海軍厚木航空施設司令官

　　　　スティーヴン・J・ウィーマン大佐殿

　　　　　空母ジョージ・ワシントン艦載機着陸訓練への

　　　　　　　　　　　　　抗議と即時中止申し入れ

　　平成２4年５月２２日、防衛省南関東防衛局を通じて通告のあった「空母ジョージ・

　　ワシントン艦載機の着陸訓練」について、我々厚木基地周辺住民は空母の出港により、

　　艦載機の撒き散らす爆音からようやく解放されるものと大きな期待を抱いていた。

　　　にもかかわらず、「原因不明の空母出港延期」と、それに伴う３日間にわたる夜間を

　　含む「艦載機着陸訓練」は、我々基地周辺住民の気持ちを逆撫でするものであり、怒り

　　をもって抗議し、訓練の即時中止を申し入れるものである。

　　　なお、このことに関して次の事項について明確な回答を要求する。

１．空母ジョージ・ワシントンの出港が延期された理由を公表されたい

　　　　　　メンテナンス工事の確認のための、５日間にわたる試験航海が実施された上で

　　　　　　の出港日決定と認識している。にもかかわらず急遽出港が延期された。

　　　　　　　その理由を明確にし、公表されたい。

２．艦載機の着陸訓練を即時中止されたい。

ＥＡ-６Ｂプラウラーの部品落下事故の原因は未だ不明のままであり、そのよ

うな状況下での「訓練飛行の続行」は言語同断であり、到底許されるものでは

ない。

　　　　　　従って、「艦載機の訓練飛行」の即時中止を要求する。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　２０１２年５月２３日

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　厚木基地爆音防止期成同盟

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　委員長　藤　田　榮　治

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　第四次厚木爆音訴訟原告団

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　団　長　藤　田　榮　治

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　神奈川平和運動センター

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　代　表　宇　野　峰　雪

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　原子力空母の母港化に反対し

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　基地のない神奈川をめざす県央共闘会議

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　代　表　岡　本　聖　哉

　　防衛省南関東防衛局

　　　局長　　山本達夫殿

　　　　空母ジョージ・ワシントン艦載機着陸訓練への

　　　　　　　　　　　抗議と即時中止申し入れ

　　昨５月２２日貴職を通じて通告の有った「空母ジョージ・ワシントン艦載機の着陸訓練」

　　について、我々厚木基地周辺住民は、一昨日予定されていた空母の出港により、米軍艦載

　　機が撒き散らす爆音からようやく解放されるものと、少なからず期待を抱いていた。

　　　にもかかわらず、「原因不明の空母出港延期」とそれに伴う３日間にわたる夜間を含む

　　「艦載機着陸訓練」は我々基地周辺住民の気持ちを逆撫でするものであり、許されるもの

　　ではない。我々は怒りをもって抗議し、貴職は「艦載機着陸訓練の即時中止」の実現に向

　　けて、強く推進されるよう申し入れするものである。

　　　なお、このことに関して次の事項について、明確な回答を要求する。

１．空母ジョージ・ワシントンの出港が延期された理由を調査の上公表されたい