硫黄島のFCLP延期、厚木に爆音の嵐



編隊で離陸を待つGW艦載機。単座のスーパーホーネット

5月5日、時々小雨が降る中、厚木基地からの艦載機の離陸が始まった。
ランチを終えると、12時半頃から4機づつ十数機が13時までに飛び立ち、14時過ぎに帰投、給油後また飛び立つ機体もあった。
休日の相模原、大和上空は、スーパーホーネットの爆音に覆われた。

米軍は、5日からの硫黄島での離着艦訓練が3日ほど遅れて始まる、と明らかにした(神奈川新聞 2014.5.6)。
硫黄島に飛ぶはずだった機体が、大島沖の訓練空域での飛行に切り替えたことが、5日の爆音をもたらした。6日もまた、爆音が基地周辺に轟いている。
「都合でスケジュールを変更した」としても、それが休日に集中して飛ぶ理由にはならない。

今年のゴールデンウィークの最後の2日間は、基地周辺住民に爆音がたたきつけられた「休日」となった。

(田中 昭・相模原市在住)(2014.5.5 田中 昭 撮影)




離陸後1時間半ほどで厚木に戻ってきた艦載機たち


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