厚木基地展開のオスプレイ4機、岩国経由沖縄に戻る



10月2日10時過ぎに厚木基地を離陸するオスプレイ(ET 07, ET 44)(2015.10.2 田中 昭 撮影)

厚木基地に9月26日に3機、28日に1機の計4機飛来したオスプレイは、空母レーガンが入港した翌日の10月2日午前に厚木基地を離陸して沖縄に戻った。

4機のオスプレイは厚木基地をベースに近場での訓練飛行や仙台・霞の目基地までの往復飛行を行い、また空母入港前日の9月30日には、航行中の空母に近づく飛行も行ったとみられる。レーガンの横須賀新配備に係る飛行のために、厚木に4機が展開したとみられる。

自治体のホームページに掲載された時間および現地での監視記録によれば、2日の離着陸時間は以下の通り。
10:07・・・厚木基地 2機 離陸(07.44)
10:22・・・厚木基地 2機 離陸(09.01)

12:05・・・岩国基地 2機 着陸(07.44)
12:20・・・岩国基地 2機 着陸(09.01)

13:40・・・岩国基地 2機 離陸(07.44)
13:59・・・岩国基地 2機 離陸(09.01)

厚木と岩国艦の所要時間は約2時間となっている。



厚木から飛来したオスプレイ4機が、15時前に2機編隊ずつ15分間隔で岩国基地を離陸(上:ET 07, ET 44、下:ET 09, ET 01)(2015.10.2 戸村 良人 撮影)

空母レーガンの横須賀配備の直前の9月30日に米海軍長官の乗機C−37A(166377)(ガルフストリームV)が厚木に着陸、直後に第7艦隊司令官用のMH60が2機、厚木のターミナル前から横須賀方面に向かった。近くまで来ていたレーガン艦上に降りたと思われる。

このガルフストリーム、空母到着翌日の2日10時過ぎに厚木を離れた。

(金子ときお 相模原市議・RIMPEACE共同代表)


厚木着陸後ターミナルに向かう海軍長官の乗機C−37A(2015.9.30 撮影)


空母入港の翌日、厚木を飛び立つC−37A(2015.10.2 ファイト神奈川 撮影)


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