空母艦載機の離着艦訓練、5月3日から

空母ロナルド・レーガンの艦載機の陸上基地での離着艦訓練（ＦＣＬＰ）が、5月3日から13日まで硫黄島で、また天候不順の場合は三沢、厚木、岩国でも行われる、と防衛省から、関連する自治体に通知があった。

空母が長期にわたって横須賀に入港して、艦載機が艦を離れた場合、ふたたび空母に載って作戦行動に着くために必要だとされるのが、このＦＣＬＰだ。この訓練終了後に、空母は横須賀から本格出港する。

そして、空母が任務航海に出る直前に、大島沖などで行なわれる空母の飛行甲板を使った実際の離着艦訓練時には、「できの悪い」パイロットたちは夜中まで訓練を繰り返し、厚木基地に戻ってくるのは日付が変わってから、ということもままある。
厚木基地周辺が一番爆音に悩まされるときでもある。

（ＲＩＭＰＥＡＣＥ共同代表　田村 順玄 岩国市議、金子 豊貴男 相模原市議)