オスプレイ8機、厚木基地に居座る


9月26日、厚木基地のある神奈川県大和市上空に飛来したMV-22オスプレイ(25.9.26 爆音訴訟調査研究センター 撮影)


市街地上空を低空で飛行している(25.9.26 爆音訴訟調査研究センター 撮影)


厚木基地に向かうオスプレイ(25.9.26 爆音訴訟調査研究センター 撮影)


列をなして厚木基地に着陸態勢をとる(25.9.26 爆音訴訟調査研究センター 撮影)


次々と着陸していくオスプレイ(25.9.26 爆音訴訟調査研究センター 撮影)

厚木基地では9月後半から10月15日頃までの間、多数のオスプレイが居座る状況が続いていた。

始まりは9月26日だった。
この日、普天間基地所属のMV-22オスプレイが計8機、厚木基地に飛来した。
これらのオスプレイは、一旦はその日のうちに帰投した。

ところが、その翌日以降もMV-22オスプレイは厚木に飛来し、10月4日の時点で8機が駐機しているのが爆音訴訟調査研究センターによって確認された。

その間、10月1日、2日には、厚木基地周辺のヘリコプターの周回経路で周回飛行訓練を行った。
10月3日には、2機ずつ4機が三沢基地に往復飛行を行った。
10月6日にもオスプレイの訓練飛行が確認された。

ナセルを降ろして多数のオスプレイが駐機する様子は、まるで厚木基地にオスプレイが配備されているかのような状況だった。
その状態は、10月15日まで続いた。

この、厚木でのオスプレイの連日の飛来や飛行に抗議し、厚木基地爆音防止期成同盟と第五次厚木基地爆音訴訟原告団、原子力空母の母港化に反対し基地のない神奈川をめざす県央共闘会議、神奈川平和運動センターの4つの団体は、10月9日に米海軍厚木基地司令官と防衛省座阮h衛事務所に対し申し入れを行った。

(金子豊貴男 RIMPEACE共同代表)


9月30日の厚木基地。海兵隊オスプレイが並んでいる(25.9.30 爆音訴訟調査研究センター 撮影)


厚木基地周辺の周回経路で周回飛行訓練を行うMV-22オスプレイ(25.10.2 爆音訴訟調査研究センター 撮影)


10月3日の厚木基地。まるでMV-22が厚木に配備されたかのようだった(25.10.3 爆音訴訟調査研究センター 撮影)


2025-11-1|HOME|