厚木基地の海軍ヘリ部隊、イラン攻撃に参加

米軍画像サイトDVIDSに3月6日に掲載された、3月3日に駆逐艦ジョン・フィンの飛行甲板上で水兵がMH-60Rヘリにミサイルを装着する写真。
「エピック・フューリー作戦を支援するため」と説明されている。ヘリにはHSM-51のマークが描かれている。厚木基地の部隊だ。
米軍画像サイトDVIDS記事「USS John Finn supports Operation Epic Fury [Image 3 of 4]」より引用
https://www.dvidshub.net/image/9550926/uss-john-finn-supports-operation-epic-fury
米軍画像サイトDVIDSに3月6日、イージス駆逐艦ジョン・フィン(JOHN FINN DDG 113)の飛行甲板上で、水兵が「エピック・フューリー作戦を支援するため」すなわちイラン攻撃支援のために、MH-60RヘリコプターにAGM-114ヘルファイアミサイルを搭載している3月3日撮影の写真が掲載された。
横須賀を母港とする駆逐艦ジョン・フィンは、現在アラビア海に派遣されてイラン攻撃に参加している。
水兵が2人がかりでヘルファイアミサイルを搭載しているMH-60Rヘリには、第51海上攻撃ヘリコプター飛行隊(HSM-51)のマークがデカデカと描かれている。HSM-51は、厚木基地を拠点とし、MH-60Rヘリコプターを運用する海軍ヘリコプター部隊であり、横須賀基地の第7艦隊のイージス艦の艦載ヘリとなる部隊だ。
このヘリが、装着されたヘルファイアミサイルを実際に発射したかどうかは不明だ。
しかし、米軍が自ら広報している以上、厚木基地のヘリコプター部隊が今回の違法なイラン攻撃に参加しているということは、確かなことだ。
HSM-51の公式HPには、「西太平洋およびアラビア湾地域に展開する艦艇に対し、戦闘即応態勢を備えた武装対水上・対潜ヘリコプター分遣隊を提供する」という、安保条約に違反する内容の部隊の「ミッション」が、堂々と掲げられている。

HSM-51の公式HPに掲げられている部隊のミッション。
https://www.airpac.navy.mil/Organization/Helicopter-Maritime-Strike-Squadron-HSM-51/About-Us/より引用
だが、厚木基地周辺の住民や自治体は、基地に所属する部隊が安保条約で許された範囲を遙かに超えて、日本政府との事前協議もせずに国際法に違反する先制攻撃や戦争に参加する部隊であることを、米軍や日本政府から説明されてきただろうか。
HSM-51のMH-60Rヘリは、日常的に日本の各地で飛行訓練を行っている。
日本の航空法の規定を踏みにじる超低空飛行や飛行場ではない横浜ノースドックでのタッチアンドゴー訓練など、「やりたい放題」の活動を繰り返している。
日本の国内法を無視した訓練の「成果」を、国際法にも安保条約にも違反する戦争に「発揮」する。
日本社会はその出撃拠点とされているのだ。
それを見て見ぬふりをし続けて結果的に容認し続けるならば、違法な加害に加担することになる。
(RIMPEACE編集部 星野 潔)

昨年11月6日、横浜港で2機編隊で周回飛行訓練をする海軍ヘリ(25.11.6 星野 撮影)


どちらもHSM-51所属のMH-60Rヘリコプターだ(25.11.6 星野 撮影)

日本の航空法は、人口密集地でこのような低空飛行訓練をすることを許していない(25.11.6 星野 撮影)

2機並んだままでの、横浜ノースドックでの離着陸訓練。国土交通大臣の許可を得ず飛行場では無い場所で離着陸訓練をすることは許されていない(25.11.6 星野 撮影)

横浜港内での周回飛行訓練とタッチアンドゴー訓練(離着陸訓練)を執拗に繰り返す、2機編隊のHSM-51所属のMH-60Rヘリコプター(25.11.6 星野 撮影)

今年1月29日、横浜港内で周回飛行訓練を行うHSM-51所属のヘリ。ジャパンマリンユナイテッド鶴見工場で整備中の海自補給艦「ときわ」も見える(26.1.29 星野 撮影)

横浜ノースドックでのHSM-51ヘリの離着陸訓練(26.1.29 星野 撮影)
2026-3-9|HOME|