空母艦載機の飛行機数は、監視開始以来最大となった2002年に比べて大幅に減少した。しかし、2001年に比べると、一ヵ月の欠測にもかかわらず、2003年のほうが多い。 前年比大幅減の要因としては、2つあげられるだろう。第5空母航空団が空母とともにイラク攻撃に参加し、2月中旬から4月下旬まで日本近海から遠く離れていたことが第一の要因だ。F14の飛行隊が本国に戻り、交代のスーパーホーネットの飛行隊が12月まで厚木に飛来しなかったことが第2の要因と考えられる。