厚木基地にF/A-18Eスーパーホーネット追加配備



厚木爆同などが抗議する中、厚木基地に着陸する新配備のスーパーホーネット(04.10.2 撮影)

9月30日に予定されていたF/A-18Eスーパーホーネットの追加配備が、10月2日に強行された。 第27戦闘攻撃飛行隊(VFA−27)の機種変更によるもので、当初は機数の変更も無いといわれ12機かと思われたが、13機追加配備との発表。

厚木爆同などの市民団体が追加配備反対の抗議行動をする中、13時頃に第1陣の5機が飛来し、約1時間の間に合計10機が追加配備された。残りの3機は明日、飛来するとの情報である。

抗議行動にあわせて監視活動も同時に行なっていた爆同のメンバーによると、「騒音は105デシベルから118デシベルの間。少しエンジンをふかしぎみに入るだけで、相当な騒音が出る。S3バイキングの部隊が撤退する代わりにF/A-18F・Eの任務が増えるという発表がされているので今後も注意深く動向を監視していきたい。騒音被害の激しいF/A-18E・Fスーパーホーネットの配備は許されることではない。配備撤回、基地の全面返還を粘り強く求めていく。」とのことであった。

この日は朝から天候が良かったのだが、自衛隊機もほとんど飛ばない穏やかな日となった。
抗議行動に参加していた方が、「飛ばない努力をすればこうやってできる。いつも飛ばなければ良いのに。」と冗談交じりに話していたのが印象的だった。

(岡本聖哉・大和市議)


13時に基地上空に進入してきた、第一陣のスーパーホーネットの3機編隊(04.10.2 撮影)


タッチダウン直前のF/A-18E。単座、四角い吸気口などE型スーパーホーネットの特徴がよくわかる(04.10.2 撮影)

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