厚木基地での展示・曲技飛行等の
即時中止を求める申し入れ


    厚木基地の開放にあわせ、米艦載機等の展示・曲技飛行が今年も7月1日、2日の 2日間にわたり、計画されていることがすでに新聞報道されています。  毎年強行に実施されてきた展示・曲技飛行は急発進、急旋回そして、16機編隊飛 行等を傍若無人に実施し、周辺住民の爆音被害はもとより昨年は、周辺の小、中学校 で行われた運動会行事をも一時中断するなど、極めて許しがたい被害を与えてきまし た。  すでに、神奈川県をはじめ、周辺自治体からも展示・曲技飛行の中止を強く要請し ておりますが、万一今年の展示・曲技飛行が計画どおり強行されますと、6月30日 に実施されます予行訓練を含め、7月1日にかかって周辺自治体の小学校、中学校の 期末試験日に重なって、少なくとも100校以上の児童、生徒に激烈な爆音被害を与 えることは必至であります。  最早、如何なる理由があろうとも展示・曲技飛行を強行することは、社会的にも許 せません。  貴職がこの際謙虚に周辺住民からの中止要請を汲み取られ、実情を理解され、早急 に計画の中止をされますことを英断を持って決意されますよう、強く強く望み、ここ に申し入れます。      2000年6月23日 厚木基地爆音防止期成同盟   委 員 長  鈴 木  保 第三次厚木爆音訴訟団     団 長   真 屋  求 神奈川平和運動センター   代 表  宇 野 峰 雪

'2000-7-1|HOME|