艦載機が残る10月7日の厚木基地

ついにアフガニスタン攻撃が始まった。攻撃開始の十数時間前の厚木基地には、艦載機が40機以上残っていた。

米空母キティホークは10月1日、事実上の母港、横須賀を出港したが、80機あまりの艦載機のうち、かなりの部分は、いまだ厚木基地に残っている。10月7日午前の様子は写真のとおりだ。
 厚木基地のエプロンにはF−18もF−14もEA−6B も E−2 も S−3も残っている。その数およそ40機。
大和市基地対策課も同様の確認をしている。
 空母キティホークの行方はどこか不明だが、出港後一週間もたっても艦載機の半分近くを残したままというのも例がなく、空母は何処にいるのか改めて注目される。今厚木にいる艦載機は、硫黄島でのNLP実施から10日をすぎており、空母に戻るにはもう一度、NLPをやりなおさねばならない。その場合、何処でやるのか、住民の爆音被害は食い止められるのかも注目されるところだ。(金子ときお)










これらの厚木に残っている艦載機は、通常どおりの訓練飛行を行っている。推定される行き先は、大島沖の海上訓練空域がもっとも多いが、渋川上空の対地攻撃訓練も行っているようだ。対照的に低空飛行訓練は少なくなっているとみられる。(RIMPEACE編集部)

'2001-10-8|HOME|