県知事と厚木基地周辺7市長

NLPの硫黄島での完全実施を要請

 10月5日(水)、県知事と厚木基地周辺7市長(大和市、綾瀬市、藤沢市、相模 原市、海老名市、座間市、横浜市)は、以下の内容の要請を行った。(相模原市議・金子ときお)


○厚木基地における夜間連続離着陸訓練に係る要請
 厚木基地において、低騒音の機種によるNLPが行われるとの通告があった。この
ことは、NLPの厚木基地からの全面移転を強く求めてきた我々の願いに反するもの
である。
 貴職においては、日ごろから騒音被害に苦しむ基地周辺住民に配慮し、全ての訓練
を硫黄島着陸訓練施設で実施されるよう強く要請する。
 なお、8月20日に空母キティホークが入港後、例年になく多くの苦情が寄せられ
ている。また、近年、NLP直前の時期には騒音被害が拡大する傾向にあることが確
認されている。引き続き騒音の軽減に努めるとともに、地域住民及び自治体に対し、
的確な事前情報を提供し十分な説明を行うよう、併せて要請する。

要請先:駐日米国大使、在日米軍司令官、在日米海軍司令官、厚木航空施設司令官、
        外務大臣、防衛庁長官、防衛施設庁長官

結 果:
 外務省    :昨日、外務省からメザーブ駐日米国公使に、できるだけ硫黄島で訓練
             を行うなど、地元の住民の方への配慮をするよう申し入れた。
 防衛施設庁:できる限り多くの訓練が硫黄島で行われるように、また、周辺住民へ
             の配慮をするように米軍側に働きかけている。
 在日米海軍:確かに要請を受け取った。
 厚木基地  :最大限、騒音軽減で努力できることはやっていく態勢で臨む。

'2005-10-13 |HOME