米軍機、また部品を落とす

厚木基地の米軍戦闘機FA18スーパーホーネットが重さ約200グラムのフラップ保護カバーを27日、飛行中に落したと発表した。
   厚木基地から群馬県の渋川周辺の訓練空域に行ったF18で、群馬県上空で通常訓練を実施して午後1時半ごろ、厚木基地に帰還した際、地上整備員がカバーの紛失に気付いたという。
 落下した部品は左補助翼のフラップカバー。レーダーに感知されるのを防ぐもので、ゴム系素材で幅約十センチ、長さ約六十センチの薄い長方形。落下場所は不明。
 米軍機による、部品落下事故は 相次いでおり、大事故が起こらないかとの不安が高まっている。

 

 最近の主な 部品落下事故は

   2004年  7月19日 ヘリコプターからの弾薬落下事故 厚木基地所属H-60対潜へり

               横浜市泉区上空 機関銃弾200発入りの箱を落下

   2004年12月  7日 空母艦載機F18ホーネットが藤沢市の工場屋根に主翼先端部の部品を落下

   2005年  4月14日 空母艦載機EA6Bプラウラーが“はしご”を落下 落下地点は不明

   2005年  4月14日 空母艦載機FA18スーパーホーネットが模擬弾のファンを落下 

                              落下地点は不明

   2006年10月12日  厚木基地所属H-60対潜へりが小田原市上空で懐中電灯を落下
  今度は何が落ちてくるか 心配だ。 

(金子ときお・相模原市議)


'2007-3-3|HOME|