ここでは、明らかになったデータのうち、厚木基地での管制記録に基づく飛行実態の表を掲げる。 我々が毎年公表している、厚木基地の飛行機数とはカウントのしかたが異なっていることを前提として述べておきたい。
航空管制では、航空機が滑走路を占有すれば一回と数える。同じ機体が離陸で一回、着陸で一回、タッチアンドゴーを三回やれば合計5回とカウントされる。我々の記録では、同一機体なので一機とカウントしている。 今回公表された回数の方が、我々のデータより多いことは明らかだ。また、騒音測定回数とは今回のデータの方が相関が強い。ただし、測定位置により、離陸時の音を拾わなかったり、着陸時の音を拾わないこともあり、完全に一致しているとは言えない。 (相模原市議 金子ときお)