米空母キティホークが3月2日の出港以来、100日ぶりに事実上の母港
横須賀に11日戻ってきた。
これに伴って艦載機は9日(土)に、次々と編隊で戻って来て、厚木基地
に着陸した。
午前中は、南側(藤沢方面)からの侵入、午後は北側(相模原側)の侵入で
ほとんどが4機編隊で来たため、相模原側では特にうるさかった。
今回の飛び方・爆音は例年になくひどいもので、繰り返して来る4機編隊の
増幅された爆音は土曜日の午後の住民の家庭を容赦なく襲い、爆音のシャワー
を降らせた。
昨年秋の入港時には、いつ艦載機が厚木に降りたのか、静かに静かに飛んで
きたのが嘘のようだ。昨年の時、やればできる、静かに厚木に飛んでこれると
評価したので、それを否定する、まるで最近の米軍の譲歩をひっくり返す、
住民の要望など受け入れてはいないぞ、米軍はかって気ままにやるんだ、デモ
フライトの中止も、NLPの中止も米軍の都合であり,住民は黙っていろといわん
ばかりの爆音の振りまきかただった。
抗議・苦情電話を自治体が休みということで、かけなかった人も多いいいと
考えられるが、それでも、9日、相模原市役所に5件、大和市役所には9件の
苦情電話がよせられ、メールもよせられている。
写真は、11日午後撮ったもの。もやで見にくいと思うがは
キティホークの艦載機、第5空母航空団が、揃い踏みだ。
金子 豊貴男