スーパーホーネット、厚木基地に配備強行


米海軍の新型戦闘攻撃機 F18Fスーパーホーネットが13日午後4時半、厚木基地に到着した。

 このF18Fスーパーホーネットは、9月まで厚木基地に配備されていた艦載機F14トムキャットに代わりあらたに配備されたもの。従来のF18ホーネットよりひとまわり大きく、出力も35%アップするなど飛行に伴う爆音被害が懸念され、基地周辺住民の配備反対の声が高まっていた。

地元の厚木基地爆音防止期成同盟や第三次厚木基地爆音訴訟団など4団体は、先月来外務省への配備反対の申し入れや、怒りの炎=抗議集会などを行ってきた。13日は基地南側の大和市スポーツ広場に集まって、騒音記録と監視活動を実施した。先発隊4機が入ってくると“スーパーホーネットは来るな”と怒りのシュプレヒコールを挙げた。
この時の騒音は記録計で106デシベルで、今後本格的な訓練が始まると激しい騒音に悩まされることは確実だ。

 現地実行委員会では今後外務省や防衛防衛施設庁、アメリカ大使館へ の抗議行動を展開する予定だ。  なお、13機配備される予定の残り9機は12月中旬に厚木に飛来すると いう。

(金子ときお)





'2003-11-13|HOME|