米軍基地、厳戒下に

 相模総合補給廠、キャンプ座間、厚木基地

米国での事件後の神奈川県央地区の米軍基地三カ所の警備体制を見て回った。
 緊張する米軍基地のレポート 2001.9.12午後  金子豊貴男

1 相模総合補給廠 


相模総合補給廠西門

相模総合補給廠西門と呼ばれる正門ゲートには、午後2時頃ついた。いつもは、二車線で出入りが出来るのに今日は桁側のゲートを閉鎖、車一台がやっと通れるようにして厳しくチェック中も黄色の障害物を並べ、車が直進できないようになっていた。 警戒態勢は最高の D だった。午前中には 戦闘車両の「ハンビー」もでていた。

2 キャンプ座間 


キャンプ座間のゲート前

在日米陸軍司令部と在韓国連軍後方司令部のあるキャンプ座間、ここも厳しい警戒態勢で正面ゲート(第一ゲート)のみからしか車両は入れず、第七ゲートはでるのみ。それぞれのゲートは D レベルの警戒態勢。


キャンプ座間司令部の旗ざお
 

キャンプ座間でもう一つ 司令部前に通常はためいている三つの旗、日の丸、星条旗、国連旗。12日には半旗になっているかと思ったが、実際はなにも掲げていなかった。キャンプ座間のこの掲揚場に旗がないのを見たのは初めて。

3 厚木基地 


厚木基地の東側駐機場

先週まですさまじい爆音をとどろかせ、住民に過酷な生活を強いてきた厚木基地。この日は警戒態勢の強化で、ほとんどの離発着はなし。午後1時頃 E−2−Cホークアイ 早期警戒機が一機着陸したのが目撃されたが飛行はほとんどなし。静かな基地だった。エプロンにも F−18などが10機あまり見られるのみで ほとんどの艦載機は格納庫の中か。なお13日午前、訓練再開、14日は午前8時から跳び始め激しい訓練が行われている。

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