沖縄海兵隊・矢臼別実弾演習

海兵隊員輸送のため、前日昼に嘉手納に飛来した空自の輸送機C1(9月6日撮影)208K


 2回目の実弾演習(北海道・矢臼別演習場)のために、9月7日、自衛隊機が米軍嘉手納基地から海兵隊員を中標津空港に運んだ。その前夜、那覇軍港で155ミリ榴弾砲や車両が民間チャーター船に運びこまれた。自衛隊機による輸送に気をとられてか、こちらは全くと言っていいほど報道されていない。

 今回運ばれたのは155ミリ榴弾砲が8門(前回の2倍)と車両約60両以上。6日に那覇軍港に入港した「しゅり」号に、その夜のうちに積み込まれた。「しゅり」は、名前からすると沖縄の海運会社の保有する船のようだが、愛媛、宮窪から来たらしい。

 「しゅり」は7日午前10時に出港、北に向かった。なお、砲弾の輸送経路は不明だ。


「しゅり」号へ搬入される、榴弾砲と車両(那覇軍港、9月6日撮影)160K


那覇軍港の埠頭に並んだ、8門の155ミリ榴弾砲(9月6日撮影)240K


出港する「しゅり」号。見送りは軍関係者の数人だけだった(9月7日午前10時撮影)144K


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