9月2〜5日、中国山地の低空飛行の「主役」を暴く

 東京ではあまり報道されないが、9月上旬に広島県下に米軍機の低空飛行が集中した。9月2日から5日までの4日連続で、ブラウンルートで低空飛行訓練が行われ、目撃情報が自治体などに多く寄せられた。詳しくは、中国新聞9月6日付けの地域ニュースを参照してほしい。
該当期間の各基地の動きを集めてみたら、この低空飛行の主役が浮き彫りになった。マニアなどから聞出した海兵隊機と米海軍艦載機のブラウンルートに向かった動きは以下の通り。

9月2日 夕方岩国発 EA6B×2
9月3日 昼 岩国発 EA6B×2
9月4日 午前岩国発 EA6B
午後岩国発 EA6B
9月5日 午前岩国発 EA6B
午後岩国発 EA6B×2
午後厚木発 F14×2
ブラウンルート経由で岩国に着陸 9月4日の午前の飛行以外は、目撃情報と一致している。この期間の低空飛行の主役は、岩国基地に展開している電子戦機EA6Bだった。米軍全体での電子戦機の不足から、海軍所属のEA6Bが、一時的に海兵隊の指揮下に入り岩国基地に展開したものだ。尾翼のレターNLが、本来艦載機であることを示している。
キティーホークの艦載機F14は、近く本国に戻る予定だが、5日からグアムに大挙して展開した厚木のFA18に代わって低空飛行訓練を繰り返している。ブルールートなどにも行っている。


嘉手納基地に岩国から飛来したEA6B(左)と、嘉手納から飛び立つEA6B(右)



厚木の滑走路に向かうF14(左)と、厚木を離陸するF14の2機編隊(右)


(岩国市議 田村順玄)

'2003-9-14|HOME|