シリーズ・岩国は今(2) 岩国商工会議所の厚木基地誘致決議

 吹き飛ばせ、新たな基地負担を!

 『3本目の「滑走路」で街の活性化を! 』  岩国商工会議所が6月28日に開催した通常総会で、条件付きでは有るが米軍再編に伴 う厚木基地機能の岩国移転案を容認する決議を行った。

その条件とは、沖合移設で現在建 設中の2本目の滑走路の沖に、NLPの専用滑走路をもう1本作ってもらうという構想で ある。これまで永年、騒音や事故等危険の回避・軽減を目的に岩国基地沖合移設を最も熱 心に推進してきた人が今回「誘致決議」を提唱した岩国商工会議所・会頭。その人自から がその効果が無かったと白状された、無責任な話である。

 市長や市議会は勿論、行政枠を超えた広島県でも軒並み「厚木移転反対」の決議が続い ている。商工会議所決議はこの上更に、沖縄の様に「振興特別措置法」を定め三本目の滑 走路工事と併せ、基地関連事業の促進で地域活性化を図ろうと大ラッパ。

 結局は、自分たちの金儲けの為市民の安全・安心を売る岩国商工会議所の「誘致決議」 を、地元の足元の揺らぎと見た国。これに乗じあわよくばと新たな基地負担を押しつけ、 『NLP基地の確保』という大変なメリットを手にしようとする国の思惑に乗せられてし まう結果が見えてきた。この大変な難題を、これから市民一丸となって何としても吹き飛 ばさなければならない。

(岩国市議・田村順玄)(初出 2005.7.3 おはよう愛宕山)


2005-7-9|HOME