議員集団リムピース、岩国でシンポジウム開催


8月3日夜、岩国市民会館で開かれたシンポジウム・岩国から「米軍再編」を考える
米軍再編の中で、厚木基地からのNLP移転や艦載機部隊自体の移転などの「観測気球」のターゲットになっている岩国市で、リムピースがシンポジウムを開いた。遠藤福生市議がコーディネーターをつとめた。
満員の聴衆が聞きたがっているのは、厚木基地の地元・大和市がこの移転のうわさをどう考えているか、という点だ。
岡本大和市議「戦闘機のNLPが硫黄島に行ってからは、NLP自体への市民の苦情は激減した。しかしNLP実施期間の前に厚木で行う事前訓練はきわめてひどい状態だ。通常の厚木基地での訓練に、基地周辺住民の苦情は集中している。仮にNLPを岩国に移しても、歓迎するのは米軍だけで、大和市民にとってメリットはごく少ない。それに対して、岩国市民の被るであろう爆音被害はとてつもないものになる」
「艦載機がまとめて厚木基地からいなくなる、というのは周辺住民の悲願だ。だからと言って、岩国に持っていけばいい、とは日々爆音に苦しめられているものとして、とても言えない。爆音のたらい回しでは問題は解決しない」
金子相模原市議「第一軍団はキャンプ座間に来るな、という運動を市ぐるみでとりくんでいる。歓迎しない会、という市民の運動体を立ち上げてやっているが、岩国でもおなじような取り組みはできないだろうか」
佐世保市の商工会議所の空母誘致の動きについての橋本佐世保市議からの批判、パネラーで参加した赤木東広島市議の地元の米軍弾薬庫とイラク戦争との関連の話しなどが続いたあと、田村岩国市議が、もし厚木の部隊が来たらどんなにひどいことになるかを、データに基づいて指摘したあと、岩国基地強化の動きは絶対に認められない、という表明でシンポジウムを総括した。
シンポジウムに先立ち、井原岩国市長と、市役所内で懇談した。井原市長は、日本政府や米大使館などにいろいろ聞いてみても、未だ決まっていない、というばかりだ。まもなく再編にかかわる提案が出てくるとおもうが、そこに岩国基地の強化が盛り込まれないよう、全力をつくす、という表明があった。リムピースの議員からは、自治体の長がアメリカ大使館に直接訴えるのはナマの市民の声が届けられてきわめて有効だ。今後も是非、米側に直接岩国市の意見をぶつけてほしい、という声が出された。
(RIMPEACE編集部)

3日午後には、井原岩国市長と懇談、率直な意見交換を行った
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