愛宕山米軍住宅反対
市民の運動息切れを狙う「二井知事」に負けるな!

二井関成山口県知事と福田良彦岩国市長は1月26日、愛宕山を国に買い取って貰いたいと防衛大臣を訪ね要請した。愛宕山に米軍住宅 を作るとは政府にとっては厚木からの「艦載機移転」という米軍再編計画上不可欠の条件、国と県は当初から予定した企みでは有るが、 かと言ってどっちも悪者には成りたくない。

 県知事は現在残っている262億円の借金の借換えさえ出来れば、当面は焦点隠しが出来ると曖昧な姿勢に終始する。だから今回の要請 行動で二井知事は浜田防衛大臣から玉虫色の「買い取りたい」という回答を貰って大喜び、これで借り換えの銀行承認が可能になるという 算段だ。今年度末の80億円を皮切りに、向こう3年間二百数十億円の借り換えが実現すれば当分一息つける。

 これを裏付けるような「愛宕山を守る会」や周辺住民の大きな米軍住宅反対の機運に、明らかに運動の息切れを狙った対応が目立つ。
愛宕山新住宅市街地開発事業の廃止手続きが強行され、間もなく国土交通省な廃止認可も下ろされる。
「愛宕山を守る市民連絡協議会(岡村 寛世話人代表)」は2月中の5万人署名達成を目指し、広範な取組を強めている。
今こそが踏ん張り時だ。

(田村順玄・岩国市議、おはよう愛宕山09.2.1より)(写真は 09.1.2 撮影)


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