岩国 開発跡地見守りの集いを開催
粘り強く「米軍住宅化反対」を訴え



 

 沖縄・辺野古で2300日、上関町の祝島で28年続いている座り込みや月曜日デモに学び、愛宕山の米軍住宅化に反対するする地元 住民も定例の「開発跡地見守りの集い」を開催する事になった。

 愛宕山の跡地が米軍住宅に変えられたら大変!と2年前の7月、「愛宕山を守る会」が結成された。この間、代表世話人の岡村寛さん を中心に地元の多くの皆さんが熱心に運動を展開、ステッカーの普及や幟立て11万人署名を集めた。その後政権交代で事態の好転を 期待したが大きく裏切られ、政府は199億円の跡地買い上げ予算まで決定した。

 2月に岩国へ来て国の考えを示した北澤防衛大臣は、「跡地の活用方針など地元の意見も聞きたいが決まればお示しする」と約束、 しかし示されたときが国の方針決定の時では堪らない。

 「愛宕山を守る会」は一層インパクトの有る反対の姿勢を、地元は勿論全国へ発信し米軍住宅化絶対反対の機運を盛り上げようと新た な行動を企画した。

 開発跡地が見渡せる愛宕神社前広場の一部使用許可申請を行い、この程その許可が下りたのでこの場所で「跡地見守りの集い」を定例 で開催する。

 当面はカレンダーの@のつく日、8月21日・9月1日・11日・21日が開催日。

 午前10時からお昼12時まで現地で集会(座り込み)を行う。今後、事態が変われば開催日や場所など改めて再検討をするが、当面は その後も@の付く日は定例集会としてこの場所で「跡地見守りの集い」を開催していく。当分暑い日が続くだろうが、一人でも多くの皆さ んがこの集いに参加される様ご案内します。

(田村順玄・岩国市議、「おはよう愛宕山」より)(写真は8月21日の「見守りの集い」)



2010-8-25|HOME|