愛宕山見守りの集い
新しいテントでの「愛宕山見守りの集い」(11.12.21 ピースリンク・戸村さん 撮影)
愛宕山開発地を見下ろす、かっての頂上から降ろされた愛宕神社の前に公園がある。おととしの8月から毎月1・11・21日
の3回、「愛宕山見守りの集い」が地道に続いている。2012年1月1日で、この見守りの集いは50回目を迎えたが、
これまでの49回で参加者は2700人を越えた。
午前10時からお昼まで、毎回60〜70人が参加しその内約3分の1は地元
の住民。「愛宕山に米軍住宅はいりません!」と家々に黄色い旗がたなびいており、その意気込みがよく見える。公園は市の公園
係へ毎回630円の使用料を払い、某所から借りるテントも1回500円、回を重ねればこうした経費も痛い出費。
11月23日にこの場所で実施した集会で集まったカンパなどで、昨年末の12月21日、とうとう自前のテントを購入した。
いよいよやる気満々である。
こうして2度目の「元日見守りの集い」で、ぜんざいやおでんを振る舞い明るくしたたかな座込みが今年も始まった。例えこの土地
の売却手続きが決まったとしても、そう簡単にへこたれはしない。粘り強く多様な発想でこれからも抵抗を続け、愛宕山米軍基地化
反対の取り組みに新たな展望を見出そうと話題が弾む。(続く)
(岩国市議・リムピース共同代表 田村 順玄)
2012-1-2|HOME|