市議18年目の新年 初心忘れず今年も

  みなさま、明けましておめでとうございます。オスプレイに明け暮れた昨年でしたが、さて今年はどのような年になることでしょう。
私の市議生活も18年目に入りました。5期目の任期も半分終わり、いよいよ後半戦への突入です。今の市議任期が終わる2014年と言えば、そうです。米軍再編で艦載機が岩国にやって来ると 予告された年、ここ7年岩国市民はこの問題に翻弄され続けました。とりわけ自宅周辺の愛宕地区では、私たちの心の拠り所「愛宕神社」がお山の頂上から降ろされました。
そしてバラ色の夢を振りまいた愛宕山開発事業が破綻し跡地が米軍住宅に様変わりするなど、とんでもない政策が続きました。

 その渦中で市議として働いた私も、一体どれだけ役目を果たせただろうかと自問自答の毎日です。だからといって、構えてばかりでは済まされません。政権交代と期待を膨らませた政治も、 3年3ヵ月であっさり交代。不思議なことに前回より大きく得票数を減らしながら、議席は大逆転という新政権のことです。
 期待出来ないのは当然ですが、願わくば憲法を変えるとか国防軍を作るとかそのような方向に突き進むことだけは止めて行きたいものです。
私は専ら、基地問題ばかり取り組む議員だと報道されていますが、議会での立ち位置は建設常任委員会に所属しその所管事項でもしっかりかり頑張っています。土木行政は勿論、下水道や環境・ 清掃、上水道など日常生活に直結した大切な行政分野です。水道局では今年から料金値上げが決まっていますが、そのその財源で大震災に備えた耐震対策が行われます。
尾津処理区で動きだした公共下水道は各家庭との接続が急がれ、老朽化で新設が急がれるゴミ焼却場の移転準備も急がれています。
そして何より愛宕山の街づくり計画、まもなく医療センターが開院しますし、消防本部の新庁舎建設や多目的広場の整備も始まります。

 こうしたなか、私も議員として一層努力を続け皆様のご期待に添える仕事を果たしたいと今年も一生懸命頑張る所存です。そして、この新聞「おはよう愛宕山」を通じてみなさまへの発信をし 続けます。今年もよろしくお願いします。みなさまも、今年が実り多き年となりますようご期待申し上げ新年のご挨拶と致します。

(田村順玄・岩国市議・RIMPEACE共同代表)(「おはよう愛宕山」433号 2013年1月1日号から)


2013-1-3|HOME|