愛宕山の都市計画変更 県・市の案を縦覧中

防衛省が取得した開発跡地に米軍の住宅施設などを建てれるよう、県と市はその用地の用途を変更する手続きを進めている。
これまでの第1種中高層住居専用地域では軍事施設が建設出来ないという事で、第2種住居地域に変更しようとする手続きが進む。

昨年末に行った説明会や公聴会の意見を踏まえ、県と市が「都市計画審議会」にかける原案を縦覧に付した。これを見て今度は私たちが意見書を提出する 段階に入った。
しかし県・市は一日も早く米軍住宅が建設出来るように、拙速な手続きを進めており縦覧期間は1月15日から29日まで。 この縦覧で確認した内容を踏まえて出す意見書を受け付けるがその提出期限も1月29日必着と縦覧期間と重複した日程。つまり郵送であれば最終日に閲覧 し、その後に提出したのでは間に合わない。こうして、一日も早く愛宕山に米軍施設が建設出来るよう、県と市の意図的な作業が進行している。

私たちは大量の意見書を集約し、愛宕山への米軍住宅建設を行わせない取り組みを頑張っている。

(田村順玄・岩国市議・RIMPEACE共同代表)(「おはよう愛宕山」434号 2013年1月20日号から)


2013-1-24|HOME|