岩国基地は輸送艦のたまり場


ポハンから岩国基地にやってきた高速輸送艦ウェストパック・エクスプレス


ウェストパック・エクスプレスに埠頭を譲り、岩国基地沖合で錨泊するバージ・タグ統合船(2014.11.26 戸村 良人 撮影)

大型貨物船と同様のバージ・タグ統合船ライトニング/サンダーが、岩国基地の埠頭に停泊、その後基地の沖合に移動して錨泊中だ。那覇軍港から来たこのライトニング/サンダーが岩国基地に 接岸したのは10月25日だった。米軍の統合演習バリアント・シールドで使用した器材や車両を載せてグアム、那覇経由で岩国に到着、以後1ヶ月半、岩国基地の近くで待機しているようだ。

ライトニング/サンダーがが埠頭を明け渡したのは、11月25日に高速輸送艦ウェストパック・エクスプレスがポハンから入港した時だ。別の港に行くのではなく、基地沖合で投錨している。

ウェストパック・エクスプレスは翌日ポハンに向けて出港したが、ライトニング/サンダーは居座ったままだ。
沖合移設で軍港機能が強化されるとともに、米軍がチャーターした貨物船などの待機港としての機能も持つようになった。

(田村 順玄 岩国市議・RIMPEACE共同代表)


那覇軍港から岩国基地に入港直後のバージ・タグ統合船ライトニング/サンダー(10.25 読者 撮影)


2014-12-7|HOME|