毎年行われる米韓合同演習フォールイーグルへの、岩国基地のかかわりを今年も調べた。 RIMPEACE編集部に寄せられた諸情報をもとに作成したのが、上の図だ。
昨年までと大きく異なるのは、FA18戦闘攻撃機の動きだ。昨年までは、上陸演習の行われるポハン付近への出撃が多かった。今年の演習「フォールイーグル2004」では、大多数の機体はポハン周辺には向かわなかった。
替わって、岩国のFA18は対地攻撃訓練エリアのRK110(イエチョンの北東)や、梅香里(メヒャンニ)射爆場に接する訓練空域RK79(オーサンの南西)に向かっている。海兵隊の上陸を支援するのではなく、別の地点の爆撃に出撃したのだ。これに伴い、これまでポハン近海に展開していた空中給油機KC130(普天間基地所属)も、半数が内陸部に進出している。
我々の推定が正しければ、今回の演習で岩国基地の戦闘攻撃機は、上陸地点とは別のもっと38度線に近いところに攻撃目標を設定していたことになる。岩国基地の戦闘攻撃機は北朝鮮攻撃の第一撃を担うシナリオ
だったのだろう。
エセックスを始めとする佐世保の揚陸艦3隻が、演習期間中に日本海に展開していた。揚陸演習は、いつものポハンで行われたと思われる。この揚陸作戦の航空支援は、昨年までの岩国のFA18から、キティーホーク艦載機に替わったと推定される。「キティーホークは、RSOIとフォールイーグル2004演習で大きな役割を果たしている」(04.3.22
NAVY newsstand, Fleet Photo Gallery)
(田村順玄・岩国市議)