2002年4月〜2003年3月 岩国基地の飛行状況


岩国基地を離陸する航空機の飛行記録をまとめ、8年目を迎えた。95年度以来毎年、1年間の飛行記録を公表しているが、このたび2002年4月から本年3月までのデータ整理が完了したのでその実態を公表した。

2002年度の飛行状況の特徴として、以下の点が指摘できる。
1.年間総飛行回数が2001年度よりさらに減った。主な理由は海兵隊、海軍、空軍の輸送機の減少だ。自衛隊機もやはり減っている。
2.EA6Bプラウラーの飛行回数が百回以上減った。逆にAV8Bハリアーは7ヶ月以上続けて岩国に配備されていて、飛行回数が調査開始以来の最高となっている。
3.艦載機の飛行回数はやや増えた。キティーホークはイラクと朝鮮半島の両睨みで行動していたため、横須賀を出港した後も、艦載機の行動範囲は日本近海が多かった。
4.空軍のチャーターした大型民間輸送機が60機近く飛来した。大型の軍用輸送機もC5,C17など30機以上、空中給油機も10機近く飛来している。このほか、定期便の患者輸送機C9も86回飛来した。
5.航空自衛隊の輸送機C1,C130が、米軍の支援のために横田、嘉手納間を米軍物資を積んで飛行している。岩国はその中継点となっている。02年度は、嘉手納行きが50回、横田行きが40回あった。

岩国市議・田村順玄


2002年度の動き

  • 2002年度総飛行回数

  • AV8B

  • FA18

  • EA6B

  • KC130

  • 海兵隊機低空飛行実施状況


    なお、2002年度の海兵隊所属機の部隊ごとの岩国駐留状況は以下のグラフのとおり。FA18の部隊は00年度とほぼ同じ態勢になった。AV8Bは、年度中に部隊交代をせず、7ヶ月間連続して岩国にいた。ハリアーの飛行回数が増えた一因だ。


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