三沢基地・セキュリティーヒル

アンテナは外見的には不変、建物には変化が



上は、2004.12.8 撮影、下は2001.5.2 撮影
1の給水塔のようなものが無くなり、2の場所に住宅ではない建物が新築されている

三沢基地内でアンテナが集中している場所、それがセキュリティーヒルと呼ばれる、基地東側の一角だ。「象のオリ」と呼ばれる巨大な円形アンテナの東側には、白いレドームが並んでいる。

ピンポン玉と呼ばれるこのアンテナ群は、アメリカを中心とした英語圏国家のグローバルな盗聴システム、エシュロンの一角を担当していると言われる。3年半ほど前の写真と最近の写真を比較して、セキュリティーヒルの変化を追ってみた。

14個というピンポン玉の個数は変わっていない。ほぼ縦2列の並び方にも変化はない。変わっていたのは近くにある建物だった。ピンポン玉の南側に、3年半前には無かった低層の建物がいくつも出来ていた。

こんな場所に兵士や将校の住宅でもあるまい。場所が場所だけに、この新築の建物で何が行われているのかは気になるところだ。

(RIMPEACE編集部)



上は、2004.12.8 撮影、下は2001.5.2 撮影。「ピンポン玉」の数や位置は変わっていない


'2004-12-11|HOME|