三沢基地の空自防空訓練


滑走路の北側に展開した空自の対空機関砲。手前には対空レーダー搭載車も


VADS1改をセット中の基地防空隊員。砲身は水平になっている
 

5月14日10時ころ、7台の車両に牽引された対空機関砲が、三沢基地東端の滑走路北側に現れた。空自第3基地防空隊 の隊員がセットしたのは7基の対空機関砲VADS1改だった。

全部が設置された後、見回すと、滑走路の南側と北側に1台ずつ、回転式の対空レーダーを載せた車がスタンバイして、時々アンテナを 回転させていた。
いったん隊員たちはその場を離れ、14時40分ころに、また機関砲をトラックで牽引して引き上げていった。

自衛隊装備年鑑(朝雲新聞社)によれば、対空機関砲VADS1改は操作員2人、有効射程1200メートル、発射速度は毎分3000発 とのことだ。

(RIMPEACE編集部)(写真は 09.5.14 撮影)


対空機関砲4基の砲身を上に向けて、現場から離れていった


展開開始から5時間足らずで、機関砲を牽引して撤収する基地防空隊
 


2009-5-16|HOME|