三沢基地はF16ファミリーだらけ


三沢基地RW/28のアーミングエリアに並ぶF16とF2(09.5.13 撮影)


9機のF16が離陸に向けて動き出した朝の三沢基地。黄色のフィンチップが多い(5.14 撮影)
 

08年4月から、三沢基地の空自第8飛行隊へのF2装備がはじまり、08年度末にはF4が三沢から姿を消した。米空軍のF16飛行隊2個とあわせて、 三沢の日米の戦闘機はみな、F16のファミリーとなっている。

5月の第3週の飛行を見ると、F16よりもF2の方が飛行回数が多い。F2の方が離陸に際してアフターバーナーを使う割合が多い ので、基地周辺の轟音はひどくなる。

F16がF2に比べて飛行回数が少ないのは、十数機のF16が不在という理由もあろう。
アフガンの戦場で米軍のヘリが不足し、在韓米軍の攻撃ヘリ・AH64アパッチが韓国から半分引き上げられることになった。その代替戦力と して、2月下旬から三沢の第13戦闘飛行隊所属のF16が6ヶ月、韓国スーウォン基地に派遣されている。
F16の中でも赤いフィンチップの第13戦闘飛行隊所属機の飛行が少ない所以だろう。

5月第3週の訓練飛行では、ほとんどのF16とF2が空対空ミサイルの模擬弾を携行していて、対戦闘機訓練が主題だったことを うかがわせる。

(RIMPEACE編集部)


3機編隊でオーバーヘッド・アプローチを行うF16


2機のF16によるローパス。上のF16がチェイス機(5.14 撮影)
 


2009-5-17|HOME|