8月24日11時ころ、空自の早期警戒機E2Cが緊急着陸した。左エンジンのトラブルで、右エンジンだけを使って三沢基地までたどりついた。
赤や黄色の消防自動車が滑走路の脇に何台も待機する物々しさだったが、東京からのJAS機の出迎えに来ていた人たちは気づくこともない。
もちろん、自衛隊は何の発表もしない。事故が起きて初めて発表するのだ。その唯一に近い例外が緊急着陸を報道されたとき。
琉球新報が報じた8月4日の普天間基地でのKC130空中給油機の緊急着陸には、海兵隊もコメントせざるを得なかった。
緊急着陸は一歩間違えば重大事故になる。そんな事例がどこの基地でもよく見かけられるのだ。もちろん米軍・自衛隊を問わずに、だ。
丁寧に基地をみていないと、危険信号を見逃してしまう恐れがある。