三沢の米軍P3C、大半は嘉手納常駐




P3Cは、4日間のうち2日、同じ機体の飛行が確認されただけ(4月22日)
1月には、P3Cの駐機場所には、US NAVYのP3Cが2機いた(1月7日)。4月下旬は1機になっていた。

米軍三沢基地には、米海軍のP3Cの部隊がいる。上瀬谷から第一哨戒航空団の司令部も移ってきた。ここから嘉手納基地にP3C数機を派遣している。ソ連の潜水艦探しに血眼になっていたころは、三沢にいる機数も多かった。

最近の嘉手納と三沢を、P3Cの活動の観点から見ると、明らかに重点は嘉手納にシフトしている。
三沢では、駐機しているP3Cも少い。4月下旬に見たときは、1機駐機しているだけだった。また、飛行訓練も同じ機体が繰り返し基地の近くでの慣熟訓練をしていることが多い。
嘉手納は、今6、7機のP3Cが常駐している。パトロールにでかける機体も多く、海軍駐機場のある嘉手納基地の北側の一角では、P3Cの出入りが頻繁だ。

米太平洋艦隊の対潜シフトが、ロシアから中国重点に変わり、その拠点としても沖縄の基地が重要視されていることのあらわれだろう。

(RIMPEACE編集部)


P3Cが6機並ぶ嘉手納基地の海軍駐機場。このほか、格納庫の中にも1〜2機いる(3月18日)


'2004-4-26|HOME|