沖縄・勝連町のホワイトビーチで、米海軍岸壁の拡張工事が進展している。04年5月18日に撮影した写真(上)と、1月22日に撮影した写真(下)を比べると、工事の進展は一目瞭然だ。どの程度拡幅されるかもよくわかる。
1月22日には佐世保基地から揚陸艦エセックスが入港して、物資の積み込みなどの作業が行われていたいた。この桟橋の巾では作業がしづらいという米軍の主張を「思いやって」、思いやり予算での工事が進んでいる。
防衛施設庁の入札情報のページで、那覇防衛施設局を選ぶと、昨年度の工事の入札額がかかれている。ホワイトビーチ桟橋増設追加工事と、同設備追加工事で、合計10億6千万を超える落札額になっている。5月の写真で見る限り、6割程度の拡幅となるが、今でも出来る作業の改善のために大金をかける必要があるのだろうか?
那覇軍港でも、岸壁の改良作業が進んでいる。4ヵ月前の写真と比べると、工事が埠頭の内側に広がっているように見える。
(RIMPEACE編集部)
<参考ページ>
防衛施設庁の入札情報等のページ
たとえば横須賀基地・厚木基地に関する情報は横浜防衛施設局、横田基地に関する情報は東京防衛施設局を指定することで出てくる。