海兵隊ヘリ、ロシア輸送機で嘉手納から搬出


搬出を待つ海兵隊のAH1攻撃ヘリ


海兵隊ヘリを輸送するため、嘉手納基地に飛来した世界最大の輸送機アントノフ(7.23 撮影)

普天間に常駐する海兵隊のヘリが、また輸送機で運び出された。前回は2月で、このときは沖縄海兵隊がイラクに展開するため、という発表が米軍からあったが、今回はまったくなし。

7月23日に、AH1などの海兵隊ヘリが順次引き出された。16時半前にロシアの民間輸送機アントノフが着陸した。この日は飛ばなかったが、翌日、ヘリ6機を積んで離陸したとのこと。さらに、もう1機のアントノフが飛来、ヘリ6機を積んでその翌日に離陸した。

今の時期にヘリを空輸するのは、イラクかアフガンがらみの可能性が高い。仮に本国へ戻ったとしても、それは戦場に派遣されたヘリの穴埋め的なものだろう。

7月23日には、この他、RC135が交代のために本国へ帰還、また嘉手納に2機態勢となっているNAVYのEP3が飛行するなど、本土の基地とは格段に違う動きが見られた。

(RIMPEACE編集部)


'2004-7-27|HOME|