普天間残留ヘリ、嘉手納から実弾射撃訓練へ



普天間基地から嘉手納基地に飛来したCH46の2機編隊


約2時間半後に、嘉手納に戻ってきた2機編隊のうちの1機(2004.9.1 撮影)

普天間基地から嘉手納基地にヘリが飛来し、弾薬類を積んで訓練に飛び立つことは、珍しいことではなかった。CH53Dの墜落事故の前の話だ。

しかし、同様の訓練が事故後も繰り返されているとなると、これは見過ごすことが出来ない。
9月1日、普天間から飛来した2機のCH46には、目撃者によると銃座が取り付けられていた。ヘリのアーミングエリアで弾薬を搭載した2機のCH46は、伊江島方面に飛んでいったという。
2時間半後に戻ってきたヘリは、残った弾薬類を降ろして、普天間に飛び立った。

大事故のあと、全てのヘリを飛行停止にという要求は、いつ頭上にヘリが落ちてくるかわからない恐怖の中で、普天間基地周辺住民の命がけの願いでもある。それを無視して、普天間基地からの訓練飛行を繰り返すのは、全ての住民を敵に回すに等しい。

(RIMPEACE編集部)


2004-9-5|HOME