事故原因の解明も終わらない8月22日正午過ぎに、普天間基地から6機のCH53Dが洋上のヘリ空母エセックスに向かった。8月27日、米大使館での記者会見で、在沖海兵隊責任者が「残ったCH53Dはいずれ岩国に戻るだろう」と語った。
22日に6機のCH53Dが離陸した後も、普天間基地からのヘリや固定翼機の離着陸は続いているが、CH53Dだけは飛んでいない。
9月15日午前、普天間基地では4機のCH53Dが目撃された。そのうちの1機が、飛行場中央部の草地まで牽引されて行った。エンジンテストをはじめるのかと思い注目していたが、午前中はエンジンカバーをとらず、その場所にじっとしていた。
見きり発車の6機を載せたエセックスは、海軍の広報資料によれば9月9日(米東部時間)にペルシャ湾に入った。アラビア海からオマーン湾を経てペルシャ湾まで一気に進んでいる。
(RIMPEACE編集部)