シャスタ、天願桟橋から弾薬搬出


10月12日に天願桟橋に入港した弾薬補給艦シャスタ。この桟橋は弾薬その他の危険物の輸送に使われる事が多い

沖縄・天願桟橋に接岸した弾薬補給艦シャスタ(T-AE 33)にイラク向けと思われる弾薬やミサイルなどが積み込まれた。

軍用トラックや民間の大型トラックで次々に天願桟橋に運び込まれた弾薬やミサイルなどは総量で100トン未満と比較的少量ではある。
しかし、8月20日から22日にかけては、強襲揚陸艦エセックスなど3隻の揚陸艦がホワイトビーチから出港し、その後CH53Dなど普天間のヘリコプターを積み込みペルシャ湾に向かった。沖縄の天願・ホワイトビーチ地区では、イラクでの戦闘と関連した動きが続いている。

沖縄・ホワイトビーチを出港した強襲揚陸艦エセックスなどは、現在ペルシャ湾で巡洋艦や駆逐艦3隻とともにESG(遠征打撃群)を編成し、主として海上での臨検や特殊作戦部隊(31MEU)の海上プラットホームとして行動中とのこと。
今回の弾薬輸送はこのエセックスESGへの補給ではないかと思われる。

(RIMPEACE編集委員・佐世保)


軍用トラックに積まれた、砲弾と思われる木箱(04.10.12 撮影)


民間トラックで運ばれてきたコンテナ。中身はミサイルと思われる。(04.10.12 撮影)


'2004-10-14|HOME|