コリーショウエスト、ホワイトビーチに登場



ホワイトビーチの陸軍岸壁に接岸した海洋調査船コリーショウエスト(05.3.16 撮影)

「くじら殺し」の新型低周波アクティブソナーのテストベッドでもあるコリーショウエストが、3月16日にホワイトビーチに入港しているのが確認された。3月初めまでは横浜ノースドックに居た。ホワイトビーチへの一時寄港は、低周波ソナーの使用場所が沖縄海域に近いことの現れだろう。

コリーショウエストは、最新型の音響測定艦インペッカブルが新型低周波アクティブソナーを積みこめば、MSCとの契約が解除されることになっていた。それが昨年10月にまた契約が更新されている。

インペッカブルは横浜ノースドックの常連だ。常連というより、あまり任務航海に出ずに居座りっぱなし、という印象だ。他の音響測定艦に比べて、ダントツに在港日数が多い。

インペッカブルは横浜ノースドックに3月13日に戻ってきて、その数日前に寄港したロイヤルと2隻がそれ以降ずっと停泊中だ。ちょっと離れて互いにそっぽを向いて停泊している。大西洋艦隊所属だったロイヤルが、「おまえの勤務状況が悪いから、おれは極東くんだりまで連れてこられた」などとインペッカブルに言っているようにも見える。

(RIMPEACE編集部)


横浜ノースドックには音響測定艦が2隻停泊中(05.3.21 撮影)


2005-3-22|HOME